Reitoのえも〜いブログ

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【ゾンビランド】ゾンビ映画なのにコメディ!?【レビュー】

 

ゴールデンウィーク最終日に39℃の高熱を出して苦しんだ

どうも、れいくんです!

ただの胃腸炎だったみたい笑

 

 

みなさんゾンビ映画って聞くと何をイメージしますか?

バイオハザードが頭に浮かぶ人が多いですかね。

まあ、あれは『ゾンビウイルス+悪の組織』って感じなので

ゾンビ映画では個人的にはありませんが。

 

荒廃した世界 喰われる人間 銃乱射 

そんな物騒なイメージをゾンビ映画には持ちますよね

 

今回はそんなシリアスものではなく

ゾンビ映画なのにコメディ要素が多いゾンビランドを紹介。

 

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こんな人にオススメ!

 ・ゾンビ映画観たい、でも怖いの嫌だよー ってちょいチキンな人

 ・団結したり絆深まる系好きな人

 ・細かいことは置いとこうぜ! って多少目瞑ってくれる人

 

 

 

ゾンビランド』とは?

ゾンビランド』は、2009年公開のルーベン・フライシャー監督の作品です。

アメリカが舞台のゾンビ映画

ゾンビという重い設定なのにコメディ要素を入れているので軽く観ることができます。

 

ルーベン・フライシャー監督の手がけた他の作品に

2018年公開『ヴェノム』があります。

 

その他に2011年公開の『ピザボーイ 史上最凶のご注文』という

僕の好きな作品があるのですが、その紹介はまた今度…。

 

 

あらすじ

舞台はアメリカ!

世界はゾンビウイルスが蔓延し、荒廃しきっている。

主人公コロンバス(ニックネーム)はお腹が弱くて下痢気味な引きこもりな男の子。

まるで僕にそっくり

f:id:Rei_kun:20200517145835j:plain©︎レラティビティ・メディア

彼は生き延びるためにルールを作って、それを守ることで

このゾンビまみれの世界を生き抜いてきたんですねー。

 

例えば

ルール#2 ゾンビは二度撃ち 死んでいるかわからないから

ルール#3 トイレは用心する 無防備で危険だから

 

そんな彼は両親のいる故郷コロンバスを目指します。

その道中でカウボーイの風貌をした男タラハシー(ニックネーム)と出会い

方角が同じことから彼の車に乗せてもらってコロンバスを目指すんです。

f:id:Rei_kun:20200517145859j:plain©︎レラティビティ・メディア

 

でもこのタラハシーはコロンバスとは性格が真逆でちょい野蛮。

車に向かってくるゾンビを、走らせている車のドアを開けてぶち当てて

笑っているようなゾンビ殺しを楽しむ奴。

 

そんなタラハシーがトゥインキーっていうお菓子を食べたいとか言うから

道中にあるスーパーに立ち寄ります。

ちなみにトゥインキーっていうのはクリームみたいなのが入ったスポンジケーキ

なんかパサパサして飲み物欲しくなりそうな食べ物。

見た目に反して可愛らしいお菓子が好きなんすね

 

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スーパーに着くと姉妹がいて

f:id:Rei_kun:20200517145929j:plain©︎レラティビティ・メディア

「妹(リトル・ロック)が噛まれた。人間のまま死なせたい。」とか言って

持ってる銃で殺すように姉(ウィチタ)が頼むんですよ。

でも途中で

「やっぱり私にやらせて」って頼んでくるから銃をタラハシーが渡すんですよ。

他人より自分の手で殺してあげたいのもわかりますけど

頭に妹の死に様がこびりつきそうで僕なら嫌ですねー笑

 

でもそしたら、いきなり

「持ち物全部だしな!」ってコロンバスたちに銃を向けるんです。

彼女たちは今までも男を手玉にとって生きてきたらしい。

コロンバスたち完全にお手上げ状態。

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そのまま置き去りにされたコロンバスたちは徒歩で向かうんですけど

道中でいい感じのキャデラックを見つけます(しかも銃がたくさん)。

タラハシー大喜びでサブマシンガンみたいなのぶっ放しまくる。

弾の無駄遣いとゾンビたちが寄ってくる心配を、観てる側としてはしてましたね笑

 

その車で走っているとさっき奪われた車が停まってて

実は罠でまた銃を姉妹から突き付けられる。

でも今回は車に乗るように言われて4人で旅をすることに。

 

コロンバス→故郷コロンバスを目指す

タラハシータラハシーという都市を目指す

姉妹   →パシフィックランド(ゾンビがいないと噂される遊園地)を目指す

 

果たしてこの4人の運命やいかに…。

といった説明だけ聞くとコメディ色大してないように感じられますが

観ると会話や行動が面白いです笑

 

 

レビュー(※ネタバレ注意)

ここからはこの映画を観て思ったことを書いていきたいと思います!

 

1.ゾンビの特性が不明

この映画に登場するゾンビの特性は明らかになっていません。

身体能力の向上 というものは無さそう…。

ゾンビ映画といえば、だいたいゾンビの弱点を利用した戦いが

あるのが定番ですが、この映画ではありません。

(例えばアニメ『HIGH SCHOOL OF THE DEAD』のゾンビは

 音に反応するが目が極端に悪い?ので視覚情報で追ってこない)

恐らくコメディ色が強いので、そこまで戦いには重点を置いていない

可能性があります。

わかることとしては

  • 音に反応する
  • 走る、よじ登る
  • 身体能力の向上はない

ということくらいでしょうか。

 

2.遊園地特有の戦闘

物語終盤で遊園地に辿り着くんですけど

遊園地のアトラクションを駆使した戦いはこの映画の見所ですね

(ジェットコースターや回転するアトラクション)

 

3.ゴーストバスターズビル・マーレイが登場

ストーリーの途中で寝床を探し、ビル・マーレイの豪邸に辿り着く4人だが

そこにビル・マーレイ本人が登場する。

出演時間は非常に短いんですけど…

出演終了の演出があまりにもあっけなくて面白いので観て欲しいです!

 

4.コロンバスとタラハシーの会話

序盤から馬が合わない2人の会話は面白いです。

最後のトゥインキーを見つけた時の会話とか観て欲しいです!

 

5.4人の絆が深まっていく胸が熱くなる展開

自分ルールを守り生きてきた、人が苦手なコロンバス

気難しく、ゾンビ殺しに執念深いタラハシー

自分たち以外は信じないウィチタ・リトルロック姉妹

この4人が少しずつ絆を深めていく様子は観ていて胸が熱くなります!

 

コロンバスは自分ルールを破って仲間を助けたり

タラハシーリトルロックに銃の撃ち方を教えたり

観ていてニヤニヤしていた自分の顔はきっとゾンビよりも気持ち悪かったです

 

物語終盤で、遊園地に向かってしまった姉妹を追いかけようと

コロンバスがバイクに乗るんですけど運転できなくてコケて

そこに、元は遊園地には向かうつもりのないタラハシー

「ジェットコースター乗りにいくぞ!」ってコロンバスに協力するシーン

個人的には結構好きでしたね!

 

 

最後には、4人は家族のように互いを感じるシーンがありますが

ラストとしては最高で大満足です!

 

6.ライフラインは何故生きている?

世界がゾンビで溢れて荒廃しているのに電気が通っていることは

若干の疑問でした。

かろうじてまだ生きていただけなのか、ストーリーの進行上

電気が通っていないと困るから無視しているのか…。

まあコメディなのでそこは割り切って楽しんでいいかもしれませんね!

 

7.わざわざゾンビに囲まれる

遊園地で姉妹はゾンビに囲まれて、とりあえずの回避として

フリーフォールアトラクションに乗り込むんですけど

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身動き取れないし弾切れしたらそれこそおしまいですよね。

逃げてる途中もやたらと銃撃って弾浪費してるし。

 

 

恐らくコロンバス達に助けてもらうストーリー展開と

タラハシーに教わった銃の撃ち方を実践する描写のために

(アトラクションの制御盤を撃って、アトラクションを上の方で

 止めておくため)

必要だったのでしょうが観ていて「ん…?」ってなります。

 

まとめ

以上で『ゾンビランド』のレビューを終わりたいと思います。

気になった方はトレイラーもどうぞ!


ゾンビランド (吹替版) - Trailer

 

2019年には続編の『ゾンビランド ダブルタップ』が公開されているので

ぜひそちらもご覧ください!

 

また、コロンバス役のジェシー・アイゼンバーグタラハシー役のウディ・ハレルソン

出ている『イリュージョン』という映画も面白いので

今度紹介したいと思います!

 

ここまでご覧いただきありがとうございました!

それでは!さいなら!